バックハンドイースタングリップの握り方
バックハンドイースタングリップの握り方
バックハンドイースタングリップはコンチネンタルグリップよりも少しだけ、バックハンドでは面が下向きにフォアハンドでは面が上向きになります。
実際には、グリップの位置は人差し指の付け根(上の図参照)が右の図の1の位置にあたる場所です。
または、親指と人差し指のV字の部分が8の位置にあたるとする教科書もあります。
テニスグリップの握り方を図解
バックハンドイースタングリップの利点・メリット
バックハンドイースタングリップは名前の通りバックハンドを片手で打つのに適しています。
特にフラットや軽いドライブをかけるのに適しています。
サーブやボレーを打つときの基本はコンチネンタルグリップと説明しました。
それはあくまでも基本ですが、このバックハンドイースタングリップではスピンサーブが打ちやすくなります。
インパクトのときに少し面がかぶるような形になり、トスをあげたボールの少し上側をたたきやすくなるからです。
この際にはインパクトの時にはラケットヘッドとグリップを結んだ線が地面と45度ぐらいの角度でうつイメージにするとインパクト後さらに上方向に振り抜けるでしょう。
このバックハンドイースタングリップで、いつもとフォームは同じでコースを変えてスライスサーブを打つ方法もあります。
この際にはインパクトの時にラケットヘッドとグリップを結んだ線が垂直にします。
こうするとコンチネンタルグリップよりも面が少し左を向くので、たとえばデュースコートでセンターを狙うフォームでも面がワイドに向きスライス回転がかかって逃げていくようなサーブを打つことができます。
バックハンドイースタングリップの応用
それはアングルボレーやローボレーを打つときです。
フォアハンドボレーのインパクトの面はコンチネンタルグリップのときよりも少し上を向くからです。
このときに、ラケットヘッドを立てれば、面はクロスのアングルに向くことになります。
あとは、ラケットの真ん中に当てるようにすればアングルボレーを打つことができます。
ローボレーの時にはヘッドを立てすぎず、ほぼラケットヘッドとグリップの軸が地面と並行になるようにすればストレートにローボレーを打つことができます。